【期間限定】BigQuery Omniがオンデマンド料金で試せます
データアナリティクス事業本部、池田です。
昨日のリリースで BigQuery Omni
(通常はフラットレート料金のみ)が、オンデマンド料金で試せるようになりました。
【 BigQuery release notes > September 21, 2022 】
とはいえ、期間限定のようなので、内容の確認と試しに動かしてみます。
BigQuery料金の用語や、フラットレート料金の設定の仕方については以前ブログにしています。
期間について
BigQuery Omni pricing
のページ(執筆時点では日本語は未更新)を確認してみました。
利用期間に影響しそうなところは以下の辺りのようです。
for a limited time between Sept 15, 2022 to Mar 31, 2023 (the “trial period”)
来年の3月末までの期間限定のようです。
(リリースが発表される前の週から使えた?ようです。)
The trial will end on the earlier of two months from the first time you use on-demand queries during the trial period, or the end of the trial period.
試用期間中、最長2か月間利用することができるようです。
While there is no charge for the bytes scanned by your BigQuery Omni on-demand queries during the trial period*, BigQuery’s free tier data processing limit of 1 TB per project per month applies.
ちょっと私の英語力と国語力ではこの文の解釈が曖昧なのですが…、 Omniでの「スキャン」は無料だけど、 そのあとのBigQuery上での「処理」は1TB/月まで 通常の無料枠 だよ、という意味でしょうか…?
試してみる
以前のブログで設定した、S3を参照するOmniの 接続・AWSのIAM・データセット・外部テーブルを使ってみます。
スロットを購入していない状況でも…
S3からデータを参照できました。
また、以前はデータセットを作る段階で定額料金を割り当てていないとエラーになりましたが、 今回は問題無く作成もできました。
おわりに
フラットレート料金がハードルになって私もなかなかBigQuery Omniを試せていなかったので、 とても有難いと思います。
試用期間が終わった2か月後の挙動は、覚えていたら追記します。たぶん。